Jericho 1-22

第1シーズン最終話。第1シーズンで打ち切られそうになったところ、ファンが20トンものピーナツをCBSに送り付けた活動なんかもあって継続が決まったということですが、こりゃー確かにここで終わったら怒るわ。まあ、そんな風のまま打ち切られるドラマは枚挙にいとまがないですけども。あと、なぜ送られたのがピーナツだったのかはこの回を見てなんとなくわかりました。といっても、そのピーナツの話のオチみたいなのはよくわかりません。

個人的にはこれまでに見たすべてのドラマの中でもトップレベルの完成度を感じさせる作品だと思うので、継続はうれしいです。でもできれば次のシーズンはそこで打ち切られてもいい作りにしておいてほしい…。

これってたぶん、「何もかもが解決した状態」にはならないと思うので(核爆発はなかったことにできないし)、完結させようと思えばいつでもできると思うんですよね。今のところ、謎といっては「そもそも攻撃したのは誰なのか」ぐらいしかないので。なのでクリフハンガーはかんべんして。

だいたいどういうドラマだったかをまとめると、ある日、アメリカの各地で核爆弾が爆発する。カンザスの小さな町であるジェリコでは直接の影響はほとんどなかったが、周囲の大都市は壊滅したと思われ、国家機関とも連絡が取れないため電気も電話もない耐乏生活を強いられることになる。政府が機能しているのかどうかもわからず、「政府の命令で動いている」と自称する傭兵部隊の攻撃をなんとかかわしたりするが、やがて隣町(といってもだいぶ離れている)との間に緊張が高まり…。

最初の方は生活上の不便などがクローズアップされてややほのぼのでしたが、だんだん戦闘っぽい画面が増えてきて緊迫感も増してきました。普段がなまじ生活感あるだけに、この戦闘がリアルで怖いんですよね…。「半年前には高校のフットボール試合の相手だった町と戦争をするのか」という台詞がありますが、本当にこういう事態が起きたらそうなるかもしれないという怖さがあります。番組CMのインタビューで、ヘザー役の女優もなんかそのようなことを言ってました。

あとはネタバレ。






個条書きで。たぶん間違ってるところもあります。

【場所】
ジェリコ。
カンザスの小さい町ということなんですが、アメリカのこういう小さい町の規模がよくわからない。人口も出てない気がする。アメリカの人には感覚的にわかるのかもしれませんが。エミリーが高校の先生なので高校はあるようです(前述の台詞から、フットボールチームができる程度の生徒数はいるはず)。でも大きな店はさほど大きくないスーパーひとつのような。病院も診療所みたいなのがありますが、医者は1人か2人しかいないようで、大きな病院は150kmほど離れた町まで行かないとありません。あと、農場がいくつかあります。
町のすぐ外に塩山があり、さらにおそらくけっこう大きな農場が10くらいはあるらしく、リソース的には豊か。これがのちのち隣町に狙われる原因に。
ニューバーン。
隣町。どうも大きな工場のためにできたような町らしく、食糧があまりない。そのため工場で武器類を作ってジェリコを襲撃しようと考える。

【登場人物】
ジェイク。元は不良だったらしい。5年前に家を出てパイロットをやったり傭兵をやったりしていた模様。町長の息子。
エリック。ジェイクの兄だか弟だか。絵に描いたようなヘタレっぷり。ジェイクと対照的な優等生で、保安官事務所に勤めていたよう。
ジョンストン。兄弟の父。マリーンとして戦争に行ったこともあるちょっと強面のお父さん。爆発後の選挙に敗れて町長でなくなるが、戦時になって一時的に指揮を執る。しかしその途中に死亡。
ゲイル。ジョンストンの妻。元は看護婦だった? 動じないお母さん。
エイプリル。エリックの妻。町のほぼ唯一の医者だった。エリックがバーの経営者であるメアリーと浮気する中、なぜか妊娠。エリックと別れてエリックの両親たちと子供を育てるのではないかと思われたが、激務のため体調を崩し、そのまま(子供も含め)死亡。
エミリー。ジェイクの昔の彼女らしい。父親は町一番のギャングの親玉で、ジェイクは昔その手下だった。ジェイクとはその後別れ、婚約者もいたが彼が町を出てしまったので今後どうなるかはわからない。
ジョナ。エミリーの父。町一番と言っても田舎なので部下は30人ほどか。人望はあるらしい。町では嫌われているのでちょっと町の外に住んでいたが、町が外部から攻撃されると援護に来ておいしいところをさらっていく。
ヘザー。小学校の先生。ジェイクが好きらしい。ニューバーンの出身でニューバーンの陰謀を暴いたときに死んだとされていたが実は生きていた。実はこの女優、これまでに3つのドラマで見ましたがそのうち2つで死んでいるので「えー、また死に役なの?」と思ったんですが、生きててよかったです。日本で放送しているドラマとしては One Tree Hill にちょっと出てましたが、私が見た中で死ななかったのはこれだけ。
スタンリー。ジェイクの幼なじみ。町の境界にある(たぶん)大きな農場を経営している。両親を早く亡くして耳の不自由な妹と二人暮らし。ワシントンDCからやってきた税務署の女性ミミが帰れなくなったために家に置いていたが、そうこうするうちに二人は恋人同士に。
デイル。元はオタクな感じで友達から馬鹿にされていた高校生。爆撃で母親を亡くした後でちょっと面倒を見てくれていたスーパーの女店主の死後、彼女の遺言によってスーパーを引き継ぐ(スーパーは物々交換の場として一応機能している)。町の有力者で塩山の持ち主でもある家の娘スカイラーとなんとなく恋仲になり、スカイラーの両親がニューヨークに行ったまま行方不明であることから塩山の所有権の一部も持っているようだ。現在はよそから来た避難者の一部を傭兵部隊みたいにして抱えてもいる。
ホーキンズ。主人公は一応ジェイクだと思いますが、実はたぶん一番重要な役はこの人。爆撃直前に町に引っ越してきて、最初はどこかの都市の警察官だったと言っていたが爆弾のひとつを今でも隠し持っている。テロリストのひとりかと思われたが本人が最近ジェイクに話したことによるとテロを防止しようとしてテロ組織に潜入していたCIAらしい。いろいろな意味でいろんなことに手慣れており、最初は何でもよくできると思えたジェイクがただの下っ端に思えるほど。

【誰が攻撃を行ったのか】
ホーキンズが潜入していたのは国際テロ組織のひとつのようだが、彼がCIAで指令を受けた上層部のひとりが、現在ネブラスカあたりで政府を名乗る組織の幹部らしい。そのことはホーキンズはまだ知らないが、爆弾を持っている自分が何者かに追われていることは知っている。追われているのは爆弾に攻撃の張本人が何者であるかわかる手がかりがあるからではないかと彼の妻は考えている。

【現在の状況】
ニューバーンの戦力は圧倒的だが、とりあえず正式な最初の攻撃はジェリコが何週間か前に手に入れて隠し持っていた戦車を投入することで撃退される。
しかし戦車は1台しかなく、相手がその存在を知っている今、数で上回る相手が有利であることは自明。それを知るニューバーンの指導者はジェイクに降服を促すが、その戦闘で父が死んだジェイクはあくまで戦うことを決意。
ホーキンズは自分が持つコンピュータで衛星によってニューバーン勢力を追跡するが、その途中、自分の位置が探られていることを知る。また、町のそばを通る鉄道を列車が走っているのを見る。
ニューバーンから逃げる途中、軍に拾われたヘザーは意識を取り戻し、ニューバーンがジェリコに攻め込もうとしているため、それを阻止するよう軍の指揮官に訴えるが、指揮官は取り合わない。しかしその後(ヘザーの知らないところで)、彼らの政府の指導者がジェリコにテロリストが潜伏していると告げ、戦闘を終結させた後テロリストを捕獲するよう指示。その指導者はホーキンズに潜入を指示した幹部と同一人物だった。
ニューバーンとジェリコの戦闘を終結させるために軍が出発することを知ったヘザーは感謝するが、その後基地に立てられた旗を見て、それが元のアメリカ国旗とは微妙に違うことを知り、不安に思う。
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by narumitdc | 2008-02-09 01:37 | Jericho
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